物件探しはタイミング 縁あってようやく出会った土地に好みの家を
-
- 土地
- 注文住宅
緑豊かな武蔵野市は、とくにファミリーに人気の高いエリアです。吉祥寺、三鷹のお隣、JR武蔵境駅は、駅前に大型のショッピングプラザがあり、駅北側には桜並木、南には美しい楓並木が伸びて、美しい景観と便利さが両立しています。その楓並木を徒歩数分。昔ながらの静かな住宅地が広がる一角に、ご夫婦と大学生のお嬢さんの家族3人で暮らす、素敵なお宅があります。海外赴任から帰国後、初めて家探しをされたご一家のエピソードを伺いました。
Wさんは今のお家を建てられるまで、長く海外で暮らしていらっしゃったそうですね。
はい。1987年に結婚して翌年頭にはすぐドイツに赴任になりまして。ドイツから帰ってきて3年ほどは日本で借り上げ社宅に住んでいたんですが、そこからまたアメリカ、シンガポールなどに行きましたので、2013年に帰国するまで日本で家を探す機会がなかったんです。
では、本格的にお家探しがスタートしたのは帰国してからですか?
そうですね。帰国してしばらくは社宅に住んでいたんですが、もう引っ越しをするのが嫌で(笑)。結婚してから、各国合わせて10回は引っ越ししていましたから、そろそろ……と思いました。
選ぶ際のポイントは何でしたか?
まずはエリアですね。今、この家は武蔵境が最寄り駅なんですが、社宅時代にこのあたりに住んでいて環境も気に入っていたので、最終的には武蔵境~吉祥寺周辺を中心に絞っていきました。なので、いちばんのポイントは交通の便の良さ。今の家は、リビングto駅のホームまで、最短徒歩6分ほどで行けてしまうんですよ(笑)。
それは便利ですね!
駅前に大型スーパーがあるので買い物も便利ですし、その横には武蔵野プレイスと呼ばれる大きな図書館もあり、海外の雑誌も読めるので、とても気に入っています。
お家探しは2013年から約2年ほど時間をかけられたそうですが、現在の場所に決められるまで、ご苦労もあったと思いますが?
インターネットで見てマンション、建売りなど枠を決めずに、いいなと思う物件があれば、不動産屋さんに電話をして案内してもらっていました。殖産のベストさんにお世話になるまで、10社くらいですか。物件だけでも30件ほどは見ましたね。
はじめから一軒家をお考えでしたか?
いえ、最初はマンションもいいかと思ったんですが、やはり一生暮らせる落ち着ける家にするなら一軒家がいい。最終的には、自分で好きな家が建てられるのがいいなと、土地+注文住宅に希望が落ち着き、家内にインターネットで調べてもらっているなかに良さそうな土地があったので、殖産のベストさんに連絡したんです。
そして、担当の白石さんに2件ほど案内してもらって、「あ、ここがいいな」とすぐに決まりました。武蔵野市は建築条件もしっかりしていますから、街並みも崩れない。昔からの静かな住宅地が残っていて、環境も良かったです。
ほぼ即決だったんですね。
条件もピッタリでしたし、それまで何十件か家を見ていると、自分たちの好みや求める条件もよりハッキリしてきますからイメージも沸きますし、選択肢も自ずと絞られてくる。こちらの目も肥えてきますから、数は多く見たほうが、選びやすいのかなと感じました。今の土地は、ちょうど持ち主の方と価格面も交渉できそうというタイミングもあり、まさにご縁というか、とてもいい出会いでしたね。家というのは買って終わりではない。今から20年経てば、きっとリフォームも検討することになるでしょうし、家を建てた後も長くお付き合いしていける会社さんだなと思えたのも、殖産のベストさんにお世話になろうと思った決め手ですね。
その印象も、いろいろな不動産業者にアポイントメントを取ってみて感じられたことですか。
はい。対応がとにかく早いんですよ、殖産のベストさんは。電話が通じなくても1時間以内には必ずコールバックがある。私も営業系の仕事をしていたものですから、レスポンスの速さは気になるんです。あと、小さな頼み事や相談にも、とてもよく対応してもらえた。資金周りのファイナンスの相談も、紹介してもらえて助かりました。家探しも人付き合いですから、そういう細かいところは大切ですよね。
ハウスメーカーのほうも、殖産のベストの紹介で?
いくつか工務店を紹介していただいたなかから、住友不動産さんにお願いしました。
住宅デザインは、何をポイントにされましたか?
まずは陽当たりですね。いちばん長くいる場所はリビングなので、リビングを2階に。あと、なるべく家具を置きたくないので、あらゆる場所をビルドイン型、ウォークイン型の収納スペースにしてもらいました。棚もできるだけ、入れたものを隠せるよう扉を付けてスッキリと。家内がヨーロッパで集めたティーセットや皿などのブランド食器も、キッチン周りに飾って置けるようにしています。
リビングを拝見すると、世界各国のアイテムがたくさん飾られていますね。
はい、リビングにはいろいろなコレクションを並べていて、お気に入りの場所ですね。アメリカ時代に集めた大リーガーのコレクションの中には、今は独立して家を出た息子が小さかった頃に、知り合いのツテで手に入れた松井秀喜選手のサインボールなどもあるんですよ(笑)。サッカーW杯記念グッズや、海外各国の土産物も飾って楽しんでいます。あと実用的に気に入っているのは、ベランダの屋根の張り出しを伸ばしたことや、トイレに消臭壁紙を貼ってもらい、床をセラミック大理石にしたことで掃除がしやすくなったことなど、たくさんありますよ。
海外生活の長かったWさんが、日本で家探しをされて、改めて感じられたことは何でしたか?
やはり、日本の住宅は作り手にも細かなこだわりがあって、クオリティが高いですよね。スペースを美しく見せながら、有効活用する使い勝手の良さは、日本人ならではだと思います。海外の家は、いろいろな部分で大雑把(笑)。壊れたり傷んだりしても、自分で直すのが当たり前ですからね。私たちも、ちょっとした修繕は自分たちでやってました。
そのご経験をいかして、ご自宅をDIYされる予定も?
そうですね、せっかく庭があるので、ハーブを植えたり花壇を作ったりはしたいですね。あと、アメリカで体験したガーデンパーティーをここでもやりたいので、BBQセットとテーブルはぜひ買いたいですね。武蔵境は玉川上水の遊歩道など、私がジョギング、家内が自転車で一緒に散歩できる場所も多いですし、近所には野菜スタンドや玄米の精米ができる店があったり、家内の好きな深大寺も近かったり、自然な環境にも恵まれています。いい土地に巡り会え、いい家が建てられてとても満足ですね。
W様宅
- エリア
- 武蔵野市
- 間取り
- 3LDK
- 面積
- 92.74㎡
- 物件種別
- 土地+注文住宅
- 家族構成
- 3人
私も今まで色々な土地を見て来ましたが、本地は特に好きな物件でしたので、Wさまにご購入して頂く事ができ本当に良かったです。ハウスメーカー選びも一緒にご同行させて頂き、私自身もとても良い経験が出来ました。
W様とはご成約後も良きお付き合いをさせて頂いております。珍しいお酒や、シェフ顔負けの奥様のおいしい手料理をご馳走頂きながら聞く、海外生活でのお話しなど、いつも楽しませていただいております。ご自宅を訪れる度に見れる、ご家族皆様の幸せな笑顔を見る度に、この仕事をしていて良かったと感じます。
担当:白石