外壁素材サイディング、ガルバリウム、モルタルのどれがおすすめ？不動産のプロの本音アンケート #暮らしさがし2
注文住宅の場合、家をつくるときにいろいろと決めることがありますが、その一つに外壁の素材があります。外壁の素材はそれぞれ特徴があるので、何を重視するかによって、素材の選び方が変わります。
今回は、弊社殖産ベストの不動産のプロである営業社員44名に、外壁についての本音を教えてもらいました！
まずは外壁の素材の代表的な種類を知ろう
代表的な外壁の素材としては、次の3つがあります。
- ガルバリウム
- モルタル
- サイディング
ガルバリウム
ガルバリウムとは、アルミニウムと亜鉛合金、それにシリコンでできている合金のことで、そのガルバリウムでメッキをした鉄（鋼板）の建材をガルバリウム鋼板と呼びます。
軽量で錆びにくく、スタイリッシュな仕上がりになる素材として知られていますが、初期コストが高くなりやすいという特徴もあります。
モルタル
モルタルとは、セメントと砂を約1：2～3の比率で混ぜ、水を加えて練った素材です。
サイディングのようにつなぎ目の目地がないので、見た目が良くなるという特徴がある上、意匠性に優れていて、さまざまなデザインに幅広く対応できる素材です。
ただし、材料がセメントと砂なので、ひび割れが起きやすい点に注意が必要です。
サイディング
サイディングとは、現在、日本の住宅の外壁で最も多く使用されている素材で、板状の「サイディングボード」を貼り付ける外壁のこと。
サイディングには主に4つの種類がありますが、一番シェアが多いのは「窯業（ようぎょう）系サイディング」です。
窯業系サイディングは施工期間が短く、工事費も安く済む傾向があり、素材の改良が進み、耐水性や品質の安定性、豊富なデザインなどメリットも多い素材です。
一方、ボードとボードの隙間のコーキング剤の劣化を防ぐために、定期的なメンテナンスが必要になります。
外壁の一番人気はやっぱりサイディング！
今回、弊社営業に取ったアンケートでは、戸建住宅に使用される外壁のうち、主な3種類の中からベストだと思う素材を選択してもらいました。
結果はなんと圧倒的にサイディングが多数派でした。
ガルバリウム派の意見
- 予算があるなら、機能性も見た目も優れている
- 汚れにくいし、スタイリッシュ！
- メンテナンスが楽で、見た目も良い
モルタル派の意見
- やっぱり職人さんに塗ってもらったモルタルはかっこいい！
- デザインの自由度が高いので
- メンテナンスの面倒さはあるが、一戸建てといえば塗壁だと思う
サイディング派の意見
- メンテナンスを考えると圧倒的にサイディングがおすすめ
- 耐久性が高い上に、種類やデザイン性、バリエーションが豊富
- 意匠を考えると、サイディングとモルタルの2種類を使うのが良いと思います
アンケートの結果、外壁のおすすめはサイディング
今回のアンケートでは、メンテナンスのしやすさ、メンテナンス時の価格を考えると、圧倒的にサイディングをおすすめする社員が多かったです。
以前は、サイディングは種類も少なく、見た目がいまいちということもあったようですが、最近は雨で汚れが落ちるような機能性に優れたものやモルタル風・ガルバリウム風などのおしゃれなデザインも増えています。
ただし、サイディングはボードを貼り付けるので、細かい意匠は苦手。
そんな時はデザインに柔軟性のあるモルタルと、メンテナンスに優れているサイディングの二種類を上手く組み合わせるのが良さそうです。
後悔のない家探しのために、ぜひ不動産プロの目線での意見を参考にしてみてくださいね！
「不動産営業44人に聞いた！外壁編」を動画で見る
0:14 「ガルバリウム／モルタル／サイディング」
0:22 「モルタル」派の意見
1:41 「ガルバリウム」派の意見
2:41 「サイディング」派の意見
