【年収別】住宅ローンの「借入可能額」の目安を知ろう!無理をしない返済計画のポイントも
住宅の購入を考えて住宅ローンを検討する場合、どのくらいの借り入れができるかは気になるところ。借入可能額は、年収からある程度の金額が算出できるので、どのくらいの価格帯の家を購入できるかなどの判断もしやすくなります。
住宅ローンを最大限に活用して住宅を購入するために、年収からわかる「借入可能額」の目安を知っておきましょう!
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住宅ローンの「借入可能額」って年収の何倍ぐらいが目安?
住宅ローンの借入額の目安を知りたいときに、自分で簡単に計算できるのが「年収倍率」です。住宅ローンの借入期間を35年にした場合、住宅ローンの借入可能額は年収の6〜7.5倍が目安といわれています。
ただし、借入期間が15年や20年など、短い場合は借入可能額も少なくなります。
また、借り入れをする金融機関や金利商品(変動金利、全期間固定金利など)によっても、借入可能額は変動します。
年収450万円の場合|借入可能額と平均借入額の目安
借入可能額:3,375万円
平均借入額:3,150万円
※平均借入額は、2021年度住宅金融支援機構の調査結果(建売住宅の年収倍率約7倍)を基に算出。以下同
年収600万円の場合|借入可能額と平均借入額の目安
借入可能額:4,500万円
平均借入額:4,200万円
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年収に対する返済比率(返済負担率)から考える!住宅ローンの「年間返済可能額」
住宅ローン借入額のもう1つの目安として、「年間返済額÷年収」から算出される「返済比率(返済負担率)」があります。
多くの金融課機関では、返済比率(返済負担率)を年収400万円未満であれば30〜35%まで、400万円以上は35〜40%を限度としています。
年収350万円の場合の年間返済可能額
返済比率30%:約105万円
返済比率35%:約122万円
年収450万円の場合の年間返済可能額
返済比率35%:約157万円
返済比率40%:約180万円
年収600万円の場合の年間返済可能額
返済比率35%:約210万円
返済比率40%:約240万円
【年収別】住宅ローンの借入可能額・毎月返済額・年間返済額・総返済額の目安
年収300~1,000万円までの年収別に、住宅ローンの借入可能額や毎月・年間・総返済額の目安をまとめました。ぜひ参考にしてください!
年収300万の場合の住宅ローン借り入れ可能額の目安
※審査金利3.25%、35年返済、元利均等での試算(1万未満切り捨て)。審査金利と融資実行金利とは異なります。以下同。
- 借入可能額の目安:1,880~2,190万円
- 毎月返済額の目安:7.5~8.7万円
- 年間返済額の目安:90~105万円
- 総返済額の目安:3,150~3,675万円
年収350万の場合の住宅ローン借り入れ可能額の目安
- 借入可能額の目安:2,190~2,550万円
- 毎月返済額の目安:8.7~10万円
- 年間返済額の目安:105~122万円
- 総返済額の目安:3,675~4,270万円
年収400万の場合の住宅ローン借入可能額の目安
- 借入可能額の目安:2,500~3,340万円
- 毎月返済額の目安:10~13万円
- 年間返済額の目安:120~160万円
- 総返済額の目安:4,200~5,600万円
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年収450万の場合の住宅ローン借入可能額の目安
- 借入可能額の目安:2,820~3,760万円
- 毎月返済額の目安:11~15万円
- 年間返済額の目安:135~180万円
- 総返済額の目安:4,720~6,300万円
年収500万の場合の住宅ローンの借入可能額の目安
- 借入可能額の目安:3,130~4,170万円
- 毎月返済額の目安:12.5~16.6万円
- 年間返済額の目安:150~200万円
- 総返済額の目安:5,250~7,000万円
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年収600万の場合の住宅ローンの借入可能額の目安
- 借入可能額の目安:3,760~5,010万円
- 毎月返済額の目安:15~20万円
- 年間返済額の目安:180~240万円
- 総返済額の目安:6,300~8,400万円
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【年収600万円の住宅ローン】無理なく返せる額はいくら?適切な借入額と返済計画の立て方
年収700万の場合の住宅ローンの借入可能額の目安
- 借入可能額の目安:4,380~5,840万円
- 毎月返済額の目安:17.5~23万円
- 年間返済額の目安:210~280万円
- 総返済額の目安:7,350~9,800万円
年収800万の場合の住宅ローンの借入可能額の目安
- 借入可能額の目安:5,010~6,680万円
- 毎月返済額の目安:20~26.6万円
- 年間返済額の目安:240~320万円
- 総返済額の目安:8,400~11,200万円
年収900万の場合の住宅ローンの借入可能額の目安
- 借入可能額の目安:5,640~7,520万円
- 毎月返済額の目安:22.5~30万円
- 年間返済額の目安:270~360万円
- 総返済額の目安:9,450~12,600万円
年収1000万の場合の住宅ローンの借入可能額の目安
- 借入可能額の目安:6,260~8,350万円
- 毎月返済額の目安:25~33万円
- 年間返済額の目安:300~400万円
- 総返済額の目安:10,500~14,000万円
住宅ローンの借入可能額を知るには、まずは年収を参考に
住宅ローンの借入可能額は、年収を参考にして算出できます。ただし、住宅購入後は、住宅ローン以外にも固定資産税や都市計画税、住宅のメンテナンス費用も必要になります。
年収から算出した借入可能額は、あくまでも一つの目安。「無理なく返済できる金額」ということではないので、慎重に計画しましょう。
また、希望のエリアで不動産価格と住宅ローン借入可能額がマッチしない場合は、思い切って別の場所で探してみるのも一つの手ですよ。
殖産ベストでは、お客様に寄り添った提案をしています。また、ファイナンシャルプランナーとも提携していますので、将来のライフイベントを考慮した計画を、一緒に考えることもできます。遠慮なくご相談ください!
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まずは無料でファイナンシャルプランナーに相談!家の購入や住宅ローンのこと
「年収別の住宅ローンの借入可能額」について解説した不動産のプロは、この人!
- 殖産ベスト
- 國吉 敏元(くによし としもと)
- 不動産の購入や売却の決め手はいくつもありますが、重要なのは「良い不動産を探すのではなく、失敗しない不動産を見つけること」と、「お客様自身が一番大事にしている希望や、条件を満たす物件を見つけること」です。
だからこそ、不動産の購入や売却の必要知識以上に、一緒になって最後まで悩んで考えてくれる不動産のプロが必要です。ぜひ、一緒に失敗しない不動産をみつけましょう! - スタッフ紹介ページはこちら
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