【検証&動画あり】クローゼットの収納、どのくらい入る?一人用&ウォークインに実際入れてみた!
クローゼットの収納力は、大きさを見るだけではなかなかわからないもの。
この記事では実際に1人暮らしの部屋にもよくあるサイズのハンガーパイプ付きクローゼットと、ファミリータイプの戸建てによくあるL字型にハンガーパイプのついているウォークインクローゼットの2種類に洋服や収納ケースを入れて、どのくらいの量が収納できるのか検証してみました!
自宅のクローゼットや検討物件のクローゼットのサイズとも比較してみてくださいね。
検証開始!クローゼットに一体どのくらいの洋服やケースが入る?
今回の検証でクローゼットに収納するのは、次のものです。厚手のスウェットやパーカー、コートなども含めて全部で36枚と収納ケースが8個です。
クローゼットに入れるもの
- パーカー、スウェット、ワイシャツ、ブラウスなど:16枚
- 長袖Tシャツ、半袖Tシャツなど:12枚
- コート、ジャケットなど:8枚(ロング丈5枚、ショート丈3枚)
- 収納ケース:7箱
- キャリーバッグ:1つ
幅76.5cm×奥行き41cm×高さ165cmのサイズのハンガーパイプ付きクローゼットにはどれくらい入る?
最初に検証するのは、内寸が幅76.5cm×奥行き41cm×高さ165cmのサイズのクローゼットで、ハンガーパイプがついていて、その上に作り付けの棚やライトもあり使いやすいタイプです。
このサイズは賃貸のワンルームの部屋でも1人用サイズのクローゼットとしてよく見かけるタイプですね。
結果|実際に入った服の量
実際に入れてみると、ハンガーパイプには20枚の服で程良くが埋まりました。
収納ケースやキャリーバッグも、出し入れしやすい位置に収まりました。
このくらいの量だと、ハンガーからも取り出しやすく、片付けるときもサッと楽にできる状態です。
-
- コートなどアウター:4枚
- 長袖と半袖Tシャツ、パーカー類:16枚
- 収納ケース:棚の上に2つ、トップスの下の隙間に2つで合計4つ
- キャリーバッグ:1つ
まだ空きがあるので、詰め込んでみたら…
実はこの後、ギュッとハンガーを詰めてみるとまだまだ収納できそうだったので、少し使いにくくはなりそうですが、再びチャレンジ!
ハンガーがギュッと詰まっているので、ワイシャツやブラウスなどはしわが気になりますが、用意した洋服とケースがすべて収まりました!
ただし、ロング丈のアウターやワンピースの下のスペースには収納ケース1つが限界で、手前の収納ケースの奥にキャリーバッグを入れたので、キャリーバッグを出すときには、一度手前のケースをすべて出す必要があります。
日々の使いやすさも考えると、詰め込み過ぎという印象です。
- コートなどアウター:8枚
- 長袖と半袖Tシャツ、パーカー類:28枚
- 収納ケース:棚の上に2つ、トップスの下の隙間に2つで合計7つ
- キャリーバッグ:1つ
戸建住宅のよくあるクローゼットサイズは、内寸の幅が約2倍の166.5cm程度
戸建住宅でよくあるクローゼットのサイズは、内寸の幅が約166.5cmのものです。上記で検証したクローゼットの約2倍の幅があるので、容量も約2倍と考えて良いと思います。
ただし、家によっては、奥行きが浅いものや、階段の影響でクローゼットの天井部分が斜めになっているものもあるので、内見の際に注意して見ておくといいですよ!
内寸が幅126cm×奥行き174cm×高さ175cmのウォークインクローゼット(WIC)にはどれくらい入る?
次に検証するのは、ウォークインクローゼット。間取図などでは、「WIC」と記載されていることもありますね。
使用したサイズは、内寸が幅126cm×奥行き174cm×高さ175cm、大人が2人入れるくらいのサイズで、ハンガーパイプがL字に設置されているWICです。
結果|実際に入った服の量
奥の短い方のパイプにアウター8枚をかけ、奥から手前に伸びるパイプにトップス20枚をかけてみましたが、全体的にまだまだ余裕がありました。
ハンガーパイプ上のL字の棚には、収納ケース6個が収まり、さらにまだ余白があります。
トップスをかけた下にキャリーバッグと収納ケース1つを置きましたが、まだまだ全然入りそうでした。キャリーバッグなど大きいものをさらに3~4個追加しても余裕がありそうです。
- パーカー、スウェット、ワイシャツ、ブラウスなど:16枚
- 長袖Tシャツ、半袖Tシャツなど:12枚
- コート、ジャケットなど:8枚(ロング丈5枚、ショート丈3枚)
- 収納ケース:7箱
- キャリーバッグ:1つ
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クローゼット収納のポイント2つ
クローゼットを有効活用するポイントは、以下の2点が大切です。
- サイズを把握すること
- 入れるものの量を把握すること
ポイント1|まずは自宅のクローゼットの大きさを把握!奥行きのサイズ確認も忘れずに
まずは、自宅のクローゼットや押入れのサイズを測っておくと、いざ家を探すことになったときに、同じくらいの収納があるか判断する目安となって便利です。
また、クローゼットのサイズは幅に目が行きがちですが、奥行きも大切。ハンガーをかけたときに、ジャケットやコートなどがまっすぐかけることができないと、ハンガーが斜めになる分、想像していたより収納できない、ということも。
奥行きや高さも収納力の重要な要素ですので、しっかりサイズをメモしておきましょう。
ポイント2|クローゼットに入れたいものを把握する
大掃除のときなどに、クローゼットの中にどれだけのものが入っているか、一度確認してみるとよいでしょう。
衣装ケースのサイズや数も大まかに把握しているとより具体的に検討することができますよ。
カビ対策も忘れずに!クローゼット収納は詰め込み過ぎないのが◎
奥行きのあるクローゼットは、日常的に奥の方の空気を入れ替えるのはなかなか難しいです。特にたくさんのものを詰め込んでしまうと、出し入れするのも面倒になるので、気付くと奥のほうがカビているということも。
まずは、クローゼットにものを詰め込み過ぎないのが大切です。また、ときどき扉を開けて空気を入れ替えるようにしたり、除湿機や除湿剤を置く、サーキュレーターで空気を送るなどの方法も効果的!
動画|【クローゼット収納】実際どれくらい入る?全部見せます!を見る
実際にどれだけの洋服が入るのか検証した様子を動画でチェック!新しい家を検討中の人は必見ですよ。