【前編】賃貸と持ち家けっきょくどっちが良いの?〜東京で結婚して子供が生まれたらどうすべき?〜#暮らしさがし1
賃貸に住むべきか、持ち家を購入するべきか・・・ご結婚されたり、お子さんが産まれたりしたタイミングで気になる方も多いと思います。それぞれにメリットとデメリットがありますので、今回はそれを整理していきます。
※当記事の最後に、動画による解説も掲載しております。今すぐ動画をご覧になりたい場合は、こちらからご覧いただけます。
「ケースバイケース」(すみません!)
最初に結論を書いてしまうと、賃貸・持ち家どちらがよいのか、というのは「ケースバイケース」です。
というのも、それぞれのご家庭の収入/家族構成/勤務地/お子様の通園・通学距離/今後の予定など、環境や希望することによってどちらがオススメなのかが変わってきます。この記事がご家族でお話し合いされる際のお手伝いになれれば幸いです。(「個別に相談してみたい」という方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。)
賃貸のメリット
1)気軽
賃貸住宅は、とにかく気軽に住むことができます。勤務地やご家族の状況や好奇心に応じて、住む場所を気軽に変えることができる、これが賃貸住宅の一番のメリットです。
2)家族構成に合わせやすい
家族構成や時期によって、自宅に必要な広さや場所は変わってきます。その時その時で必要に合わせて柔軟な暮らし方ができること、この点も賃貸住宅のメリットです。
3)建物のメンテナンス不要
賃貸住宅の場合、建物は基本的に大家さんの持ち物です。共有部分や建物自体でなにか壊れたりした際には、大家さんが修理を受け持ってくれます。
賃貸のデメリット
1)資産にならない
よく言われるのは「畳一枚自分のものにならない」。家賃は「出費」として出ていきます。
2)音問題
お引越しを考えるきっかけとして、お子さんのいらっしゃるご家庭では一番問題になりやすく、緊急性が高いのが音の問題です。また、ペットを飼っていらっしゃるご家庭では鳴き声が問題になることもあります。
3)賃料が高い
当社がお取り扱いしている中央線沿線や世田谷区などは、比較的人気のあるエリアですので人気に比例して家賃も高くなっています。「購入するのと変わらないくらいの家賃を払っています」というご相談をいただくことも少なくありません。さらに、仮に世帯の働き手に万一のことがあった場合には、ご家族は家賃を支払い続ける必要があり、その後の生活にとって負担になることが考えられます。
持ち家のメリット
1)資産に変わる
例えば、15万円を月々住宅ローンの返済として払っている場合、(今は低金利な時期であることも考慮すると)利息部分がおおよそ3万円前後と考えられます。残りの約12万円は、自分の資産の部分に対しての支払いをしていることになります。
2)満足度、達成感がある
日々を気持ちよく満足して暮らす、という点は人生において大切なことではないでしょうか。さらに将来お子さんが独立された時の「ご実家」をご用意してあげることにもなります。
3)有利な制度(住宅ローン控除と団体信用生命保険)
「住宅ローン控除」とは、一言で言うと税金が戻ってくる制度です。住宅ローンを組むことでこの制度を利用することができます。
また、「団体信用生命保険」とは、住宅ローンを組んだ方に万が一何かあった場合に、ローンの残債を0円にすることができる保険です。
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持ち家のデメリット
1)引っ越しにくい
「家を購入したからにはずっとここに住み続ける」という精神的プレッシャーを感じる方も多いかもしれません。
2)金銭的な問題
住宅ローンを使ってご自宅を購入する場合、審査が必要になります。超難関というわけではありませんが、「誰でも家を購入できる」というわけでもないのが現実です。また、ご希望条件とご予算との兼ね合いがつかない場合には、優先順位の低い条件は諦めることも必要になります。
3)将来売却できるのか不安
今後、日本の人口が減少することに伴い、住宅及び住宅用地の需要も下がっていくことが考えられます。しかし、弊社の取り扱いエリアである中央線沿線・世田谷区は、上記でも取り上げたように人気のエリアということもあり、将来の売却についてはあまり心配する必要はないのが実情です。
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・「家を買って、将来売れるのか不安・・・家の資産価値について考える」
まとめ
メリット | デメリット | |
賃貸 | 気軽 家族構成にあわせやすい 建物のメンテナンス不要 |
資産にならない 音問題 賃料が高い |
持ち家 | 資産に変わる 満足度、達成感がある 有利な制度 |
引っ越しにくい 金銭的な問題 将来売却できるのか不安 |
動画
こちらから動画をご覧いただけます。
この記事を書いた人
- 殖産ベスト吉祥寺本店 取締役
- 矢島 大
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