マイホームを買うなら戸建て or マンション?資産性やランニングコストなど、両方のメリットを比較!
自宅を購入するときに、一戸建てにするかマンションにするか迷うことがあるかもしれません。マンション・戸建のどちらにも、それぞれに良い点があります。生活面、資産面、コスト面などでメリットを比較して、物件選びの参考にしてみてくださいね!
一戸建てとマンションのメリット
戸建てのメリット
- 子どものはしゃぐ声や音が外に影響しにくい
- ランニングコストが安い
- 自由度が高い
- 土地の資産価値が下がりにくい
マンションのメリット
- 生活動線が楽
- 室温が一定に保たれていて快適
- 共用施設が充実している
戸建のメリット1|子どものはしゃぐ声や音が外に影響しにくい
戸建は一軒一軒が離れているため、生活音が近隣に伝わりにくいメリットがあります。
家を買う人の多くが子どもを含む家族構成で、年齢にもよりますが、大きな声でしゃべる・家の中で駆け回って遊ぶ・ソファから飛び降りるなどなど、建物に響くほどの生活音を出すことも…。
周りに気兼ねすることなく、子どもらしく伸び伸びと生活させてあげられる戸建は、子どもがいる家族にとっては魅力ですね!
戸建のメリット2|ランニングコストが安い
戸建は、建物も土地も基本的に自主管理なので、そもそも管理費という概念がありません。もちろん、修繕積立金を強制的に徴収されることもありません。
一般的にファミリータイプのマンションの管理費・修繕積立金は月々3~4万円。さらに、駐車場を借りるとエリアによって変わりますが、都心だと1~3万円/月程度かかります。
仮に月4万円を35年・金利1%で換算すると、約1,400万円の住宅ローンの支払いと匹敵しますが、管理費・修繕積立金は住宅ローンと違い、35年を過ぎても払い続けなければなりません。
その点、戸建は家や土地以外に費用がかからないので、支払いに無駄がありません。
当然、戸建も家や外構の修繕をしなければいけないので、そのための貯金や積み立てをしておくと安心です。
一般的に月に1万円程度を積み立てていくと、定期的な修繕に対応できるといわれているので、そこだけをみるとマンションとは比べ物にならないランニングコストの安さですね!
戸建のメリット3|自由度が高い
公共に反してはダメですが、基本的に戸建ては自分たちのものなので、外観や玄関、家の間通りの変更などはもちろん、建て直しも含めて何をしても自由です。
マンションでは共有部分がほとんどなので、組合で一定の賛成を得なければいけない事案が多く、部屋の中以外で気になる部分を自由に変えられることはあまりありません。
戸建のメリット4|土地の資産価値が下がりにくい
エリアにもよりますが、都心部の戸建価格の多くの部分が土地代金です。
土地は相場の上下はあるにせよ、価格低下はほとんどしません。つまり、建物は経年劣化により一定価値が下がりますが、不動産価値はすぐに下げ止まりします。
土地や建物を子どもに残せる資産性としてとらえると、資産価値が下がらない土地を残してあげられる戸建は魅力的です。
マンションのメリット1|生活動線が楽
マンションは基本的にワンフロアで生活できるため、生活動線がシンプルで、水回り、リビングダイニング、各個室への移動がスムーズ!
大きな声を出さなくても声が届く距離感なので、家族間のコミュニケーションが取りやすいのが良さです。
マンションのメリット2|室温が一定に保たれていて快適
外の気温に左右されにくいのも、マンションのメリットです。鉄筋コンクリートのRC構造というのに加え、両隣・上下が別世帯で囲まれるマンションは夏は涼しく、冬は暖かい環境です。
エアコンを多用しないで済むので、光熱費を抑えられる利点もありますね。
マンションのメリット3|共用施設が充実している
複数の世帯で生活しているマンションは、共用スペース・サービスが充実している傾向にあります。
オートロック、コンシェルジュ、ゲストルーム、宅配ボックス、エントランスなどは一般的ですが、マンションによってはライブラリーや保育園、公園、クリニック、コンビニなども、同じマンション内にあるものもあり、さまざまなライフスタイルを想定して、生活の利便性が上がるようにお金をかけて工夫が凝らされています。
個人的には、自宅内にゲスト用や予備の部屋を用意しておくはもったいないので、マンション内にゲストルームがあると、来客やインフルエンザなどの感染症になったときの一時利用などにかなり便利!管理人がいるという安心感も、マンションの魅力です。
マンションではなく、一戸建てを購入する人が多い?
家探しをする動機や目的、優先順位の優劣などにより、マンションがいいか、戸建がいいかは変わってきます。
例えば、弊社に訪れる家を探している人達の多くは、マンションから戸建に移り住みたいと希望をしています。その理由は手狭。家族が増え、荷物もそれにつれて増えて、ゆったりとした戸建に住みたいという人が多い傾向です。
また、ランニングコストの見直し。
修繕積立金の値上がりなどの理由から、広さとコストダウンを求めて、マンションから戸建に移り住む人が多い気がします。
戸建てにするかマンションにするかは、生活スタイル・資産性・ランニングコストなどで比較しよう!
昨今、「不動産は一生に一度の買い物」ではなくなり、その時のライフスタイルに合わせて買い替えていく人も増えています。
ただし、家は高い買い物なので、生活のスタイル・資産性・コストを見極めて、よく検討してみてくださいね。
この記事を書いた不動産のプロ
- 殖産ベスト株式会社
- 石井 聡
- 戸建ての物件探しはこちらから
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