広大な芝生の上でのびのびと散歩やピクニック、運動を楽しんめる「都立高井戸公園」

都立高井戸公園は、武蔵野台地の上に位置し、神田川と玉川上水の2本の川に挟まれた帯状の緑の中にある公園です。昭和初期に「東京緑地計画」に位置づけられ、複数の企業グラウンドが誘致されました。平成24年度に公園審議会の答申を受けて整備計画を策定、平成30年度に工事に着手。令和2年6月1日に一部開園しました。

公園の場所は、京王井の頭線なら「富士見ヶ丘」駅から徒歩4分、「久我山」駅から徒歩10分。京王線なら「千歳烏山」駅から関東バス「久我山病院」行終点下車徒歩12分です。

今回は富士見ヶ丘駅から向かいました。富士見ヶ丘駅からの行き方は2つ。新緑の季節にオススメなのが、神田川から向かう行き方です。

富士見ヶ丘駅南口を出て、目の前の富士見ヶ丘通りを右へ進み、神田川にかかる「月見橋」を渡ってから右折。まっすぐ緑道を歩きましょう。緑道を歩ききって左折すると、高井戸公園の入り口に到着です。

 広大な芝生が自慢！駅近の緑のオアシス

なだらかな道を上がっていくと、目の前に芝生広場が広がります。お天気のいい日はとっても気持ちよさそう！　広いはらっぱを走り回ったり、ピクニックをしたりといろいろなことができそうですね。
※公園ではテント（ポップアップテントを含む）の設置を禁止しています

今回オープンしたのは、北地区の東側エリアです。現在は芝生広場と遊具、トイレ、あずまや、サービスセンターがオープンしています。

 子どもが喜ぶ公園遊具

子どもが楽しめる遊具は全部で4種類。ブランコ、ジャングルジム、ロッキング遊具、スカルプチュア遊具です。訪れた日も小さな子どもたちが歓声をあげて楽しんでいました。

 「都立高井戸公園」には涼しげな木陰が多いです

芝生広場に入る手前の石垣の上にあるのが大きなクスノキとサクラ。木陰が気持ちよく、休憩したり、ストレッチをしたりと早くも人気のスポットです。周囲には中低木が生い茂っていて、小鳥たちも遊びにきていました。

ジャングルジムのそばには、ひときわ大きなイチョウの巨樹がそびえています。秋の空を黄金色に彩ってくれるのが今から楽しみですね！

 「都立高井戸公園」内の施設

芝生広場は、災害時には復旧・救援活動の場としても活用される予定です。かまどベンチは、普段は普通のベンチですが、非常時に座板を外すと、煮炊きができるかまどとしても使用できます。かまどベンチは4つ、そのほかに通常のベンチが4つ、正方形型のベンチが6つあります。

トイレは「だれでもトイレ」があり、サービスセンター内に授乳室もあります。

今後は令和3年度に北地区西側を開園予定。その後、令和6年度までに南地区側を段階的に開園していく予定です。南地区側は「スポーツゾーン」として、野球場、サッカー場（ラグビー兼用）、テニスコートを整備することになっています。

高井戸公園は吉祥寺からたった数分でいける開放的な公園です。遊具で遊んだり、木陰で休んだりとのんびり楽しんでみて。

都立高井戸公園サービスセンター

電話

03-3331-1336（8:30～17:30※年末年始は除く）

開園時間

常時開園

URL

https://www.tokyo-park.or.jp/event/46532.html

住所

杉並区久我山2-19-43　Google Mapで見る