ファミリープラザビルの地下にある「吉祥寺 砂場」

サンロードを真っ直ぐ北に進むと、大きな靴屋が一階にあるファミリープラザビルがあり、それは立地的にもまさしく吉祥寺のど真ん中！
ビル内には複数のレストラン、ダイソー、宝くじ売り場など、さまざまなお店が入っていて、地下一階はとんかつ屋さんや中華料理店など、昭和の匂いをぷんぷんと漂わせるような老舗店が多いレストラン街です。

 目当ては、地下一階の「吉祥寺 砂場」の江戸前そば

伝統の日本そばと旬の料理を食べたくて、地下一階の「吉祥寺 砂場」へ。

エスカレーターで地下に降りて、右にまっすぐ進めば見えてきます。左側には、1,000円カットのお店もあります。
「吉祥寺 砂場」の店頭には、昔ながらののれんと食事メニューがあり、どんなメニューがあって価格はどのくらいなのかをお店に入る前にチェックできる感じがいいですね。

 店内は結構広くて、常連さんらしい方が多い印象

入り口からは見るだけだと店内はそれほど広くなさそうなのですが、中に入ってみると意外なほど広くて驚きます。
カウンターが3席と4人がけのテーブル席が4席（二人がけにもセパレートできるもの）あります。座席の間隔が広く、ゆったりと座っていられるのがいいですね。

老舗のお店らしく、この日は吉祥寺マダムや常連さんの雰囲気を漂わせるお客さんが多かったです。

 昔からあるそばメニューとスタンダードなおつまみが多くてなんだか安心

うどんや丼物も出すおそば屋さんも多いですが、「吉祥寺 砂場」は潔いぐらいのメニューのシンプルさ。そばの種類は豊富ですが、変わり種みたいなものはなく、まさしくそば屋！というラインナップです。

おつまみメニューも奇をてらったようなものがなく、なんだか落ち着きます。
あてにしてもいいし、そばに追加してもいいしという感じの、手軽に頼める単品のお好み天ぷらがあるのも好み♪

 おそばの前に天ぷらで一杯

この日は平日の昼間だったのですが、店内が広くゆっくり食事ができそうだったので、おそばの前に一杯飲む“つもり”で、おつまみにお好み天ぷらのいんげんをプラスしてみました。
いんげんの天ぷらの上品な盛り付けに、気分が上がります。

大根おろしが入った関東風の濃いめの天ぷらつゆに、いんげんのサクサクの衣をつけると、つゆが絡んでいいおつまみに♪
シンプルですが、久しぶりにおいしい天ぷらを食べました。

 「吉祥寺 砂場」のえび天3本の天ぷらそば

締めは、やはりざるそば！
先程食べたいんげんの天ぷらがおいしかったので、もっと天ぷらを食べたくなって天ざるを注文。

天ざるの天ぷらは、「本芝海老のかき揚げ」か「えび天3本」のどちらかを選べるのですが、この日はえび天3本をチョイス！
ざるともりの違いがよくわからないので、お店の人に聞くと、ざるは更科風でもリは色の濃いお蕎麦とのこと。今回は更科風のざるにしました。

やっぱり天ぷらもざるそばも、盛り付けがきれいで、見た目だけでも上質な天ざるそばの雰囲気を漂わせてます。

 本物のそばを食べた…という満足感

はしでざるにのっているそばをつかむと、そばが絡むことなくスーッと取れて食べやすいことに感動。
そばにはコシがあって食べごたえも十分です。飲んだ後の締めでもスッと食べられるやつですね。

えび天がおいし過ぎる！

えび天はエビが大ぶりで、薄めの衣がサクサクしていてえびの味もしっかりしてます。
某うどんチェーン店の天ぷらをよく食べてるので、違いが激しい…。ていうか、めちゃめちゃおいしい!!

最後はそば湯で、つゆを割って締め！

「吉祥寺 砂場」は、関東風の濃いめのつゆが印象的な味でした。
最近はチェーン店でも関西風のテイストを取り入れているところが多いので、この天ざるは本当のそばを久しぶりに食べた！という気分になりました。

 にぎやかなだけが吉祥寺じゃない！「吉祥寺 砂場」でゆっくりおいしいおそばをどうぞ

吉祥寺というと、南口は井の頭公園、北口はたくさんの商店街でにぎわっている印象がありますが、「吉祥寺 砂場」があるファミリープラザビルの地下のレストラン街は、全体的にゆったりとした昔ながらの雰囲気があります。
たまにはゆっくりおいしいそばを味わいたいと思ったら、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

吉祥寺 砂場

営業時間

月・水～土曜日／11:00～15:00、17:00～20:30
日曜日／11:00～15:00、17:00～20:00

定休日

火曜日

電話

0422-20-9808

URL

http://www.kichijoji-sunaba.com/menu/

住所

東京都武蔵野市吉祥寺本町1-9-10ファミリープラザビルB1F　Google Mapで見る