
毎日の料理が楽しくなる、便利なキッチン用品を探すなら西荻窪の小さな台所雑貨店「雑貨食堂 六貨」へ
-
調理器具やキッチン雑貨など、台所周りのさまざまなアイテムが並ぶ「雑貨食堂 六貨」は杉並区にある雑貨屋です。機能性やデザイン性にすぐれたキッチングッズをはじめ、料理を楽しくしてくれる便利グッズまで豊富にそろうお店です。
使い心地がよくてデザインも◎ 便利なキッチンツールたち
「雑貨食堂 六貨」は西荻窪駅南口から徒歩7分ほど。個性的な雑貨店や飲食店が立ち並ぶ、通称「乙女ロード」を南へまっすぐ歩くと到着です。
店名のロゴ「6」のみの、シンプルな黒い看板と白い壁がオシャレな雰囲気。手ぬぐいがかけられているので、お店の目印になりそうです。
中に入ると、調理器具が所狭しと並んでいます。
2011年にオープンした「雑貨食堂 六貨」は、国内外の選りすぐりのキッチングッズ約800アイテムを販売。機能性やデザイン性にすぐれた商品や、店主の竹内由紀さんが長年愛用している調理器具などを中心にそろえています。
竹内さんにお店のことをお聞きしました。
「西荻に住んでいる人が西荻で買い物ができるようにと、生活道具屋さんを始めようと思ったのがきっかけ。六貨は、百貨店に比べたら“六貨店”というほどのコンパクトな空間です。商品も八百屋さんのように鮮度を大事にしていて、その日のオススメを並べているような感覚なので、新しい出合いを楽しんでいただけたら」と竹内さん。
オンラインショップもありますが、自由に触れることができたり、竹内さんに使い方を聞くことができるのもお店を訪れたくなる理由の1つです。
皮の厚いみかんも包丁を使わずラクラクむける!
シンプルながらも使い勝手バツグンだったり、お手ごろ価格なのに便利だったりと、気の利くグッズが豊富にそろうのも同店の魅力。竹内さんに人気の商品をいくつか教えてもらいました。
鳥の形をしたオレンジ皮むき220円(左)と厚皮みかん切り50円(右)
この2つの商品はどちらもいよかんや文旦など、皮が厚めのかんきつ類をむくときに爪がわりに使う道具です。ですが、竹内さんは「ふだんは豆腐のパック開けにぜひ!」とオススメ。あの密封されたパックを開けるときのちょっとしたストレスを解消してくれるスグレモノなんです。
ありそうでない、シンプルな容器
スチールの茶筒・塗装なしタイプ(左:395円~770円)、黒い蓋の保存瓶(右)186~660円
スッキリとした作りの茶筒は中蓋付きです。汚れたらささっとクロスで拭くこともできるので、置き場所に困りません。黒い蓋の保存瓶シリーズもシンプルながら、ベストセラー商品。梅酒やジャムを入れるお客さんも多く、時期になるとおすそ分け用に買い求める人たちでお店がにぎわいます。どちらもサイズ展開が豊富なのがうれしいポイントです。
毎日のお弁当作りがより楽しめそうな、弁当包み
六貨オリジナル商品「弁当包み」950円。下部は袋になっているので、お弁当を袋の中に入れて上部の袖を結んで閉じます。お弁当箱を入れて縛るだけのシンプルな構造が魅力。生地の種類もたくさんあるので、きっと心ひかれる1枚が見つかるはず。
転職ではなく開業! 自分のお店を開くことに
自分で商品を準備して販売することに興味があり、学生時代から自作の絵付け容器などでデザインフェスタ(オリジナル作品であれば誰でも参加できるアートイベント)に参加するようになった竹内さん。
「会社員として働きながらデザインフェスタなどのイベントに出店を続けてきたおかげで、転職を考えたときに自らお店を開くのも選択肢の1つだと気づけました。そのときの店舗運営の経験も、今の六貨の礎の大事な一部だと思います」と竹内さんが教えてくれました。
グラスやマグカップなど、手描きでイラストを描いたものなどは現在六貨でも販売中。毎年11月に行われる西荻チャサンポーでは、この時期限定のオリジナル絵付け容器も販売されています。
まとめ
壁や棚、天井からなどそこかしこに商品がディスプレイされていて、心は躍るばかり。どれも普段づかいできてプレゼントにも選びやすいものが並んでいます。価格も手ごろなキッチン用品で日々の暮らしを楽しくアップデートしませんか。オンラインショップもあるので、HPもチェックしてみてください。

雑貨食堂 六貨
- 営業時間
- 13:00~19:00(曜日により変更あり)
- 定休日
- 水曜+不定休※営業日や営業時間の変更はツイッターなどで案内します
- HPなど
- https://rocca2405.thebase.in/
- 住所
- 東京都杉並区松庵3-1-11 Google Mapで見る