
【閉店】昨年10月に荻窪に登場した「久遠チョコレート」をご紹介します
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荻窪にできた素敵な外観のチョコレート屋さんは、お店のコンセプトまで素敵なあたたかなお店でした。
2022年1月11日追記
こちらのお店は2021年3月31日をもって閉店しました。詳しくは公式サイトをご覧ください。
公式サイト→https://quon-choco.com/
教会通りを入ってすぐ
荻窪駅からすぐのところにある教会通りに昨年10月にオープンしたチョコレート屋さんへ行ってきました。
野方ホープのとなり、こじんまりとしたかわいらしいお店です。大きな窓ガラスが印象的で、店内は決して広くはありませんが開放感があります。バレンタイン後にお邪魔したので種類や在庫が少しさみしい印象でしたが、それだけ人気なのだろうなと期待も生まれました。
店内は中央の円卓と壁側に様々なチョコレートが並べられています。レジの隣には量り売りの「荻窪ロシェ」という一口大くらいの宝石のようなチョコレートやテイクアウトのホットチョコレートもありました。
種類豊富で目移りしてしまったので、店員さんにおすすめを聞いて「久遠テリーヌ」を購入してみました。
久遠テリーヌ
「久遠テリーヌ」はおすすめセットボックスもありましたが、1枚230円から好きな味と枚数を選んで購入することができます。スタンダードなスイートやミルク・ホワイトからゆずやほうじ茶など期間限定フレーバーも用意されています。この日は8種類用意されていました。
今回は手前からスイート・ゆず・ベリーベリーをチョイスしてみました。テリーヌという名前だけあって断面がとてもきれいです。
スイートにはたくさんのナッツやオレンジピールが入っているのでチョコレートのいい香りとなめらかな舌触りに楽しいアクセントとなっておいしかったです。
ゆずは香り高いホワイトベースのチョコレートに大ぶりのゆずの果肉が入っていてゆず好きにはたまりませんでした!チョコレートの甘さとゆずのほのかな苦味がちょうどいいバランスです。
ベリーベリーはフリーズドライとドライの2種類のいちごがごろごろ入り、いちごチョコレートも食べ慣れた味のものより遥かに高級な味でとても贅沢でした。私はいちごポッキーが大好きなんですが、このチョコレートでポッキーを食べたい…などともったいないことを思ってしまいました。美味しくないわけが無いですよね(笑)
これは季節限定すべてコンプリートしてみたいなと思います。
すてきなお店のコンセプト
こちらの久遠チョコレートはとても素敵なコンセプトのお店で有名でもあります。
「国の福祉事業所が力を合わせてチョコレートを作り、一般市場で通用するものを作り続ける」
「障がい者がショコラティエとして、かっこよく社会の中で育ち輝き続け、チョコレートを手に取る人々にロマンを与え、豊かで明るい未来づくりにこだわる」
プロジェクトリーダーの夏目さんは、障がい者の方々の給料があまりにも低いことに衝撃を受け、このプロジェクトを立ち上げたそうです。プロのシェフショコラティエの方ももちろんいらっしゃいますが、障害を持った方たちとともに工場でたくさんのチョコレートが作り出されています。
就労している方は現在180名以上とのことなので、かなり大きな割合で雇われているかと思います。
美味しいチョコレートを食べられるだけではなく、わずかかもしれませんが障害を持った方々の支援にもなるのかなあと思うと嬉しいですね。荻窪でお土産やちょっとしたプレゼント、自分へのご褒美など様々なシチュエーションで利用していきたいと思いました。

久遠チョコレート
- 電話
- 03-6279-9552
- 営業時間
- 10:30~19:30
日曜営業
- 定休日
- 月曜日
- URL
- http://quon-choco.com/home/
- 住所
- 東京都杉並区天沼3-29-12