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吉祥寺の氏神様「武蔵野 八幡宮」のご利益や魅力|初詣やお祭りへの参詣について神主さんに聞きました!

    • 吉祥寺 おでかけ
  • 武蔵野市吉祥寺にある「武蔵野八幡宮」のご利益や境内の様子、お参りの仕方やお守りを紹介。初詣、武蔵野七福神、七五三など、多くの人でにぎわうお祭りや年間行事の様子についても、神主さんにお話をお聞きしました!

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 武蔵野八幡宮への行き方

武蔵野八幡宮の本殿
JR・京王井の頭線の吉祥寺駅北口から10分程歩いたところにある、吉祥寺の氏神様「武蔵野八幡宮」。お祭りや七五三の祈祷(きとう)などでも有名で、地元の人はもちろん、吉祥寺に住んでいたら一度は訪れたことがある神社ではないでしょうか。

吉祥寺駅から北側にまっすぐ伸びる吉祥寺サンロード商店街を抜け、五日市街道に出たら信号を渡り、左(成蹊大学方面)へ進みます。
消防署や耳鼻科を過ぎたところで、武蔵野八幡宮に到着!
すぐ先には八幡宮前交差点があり、周辺は常に多くの車やバス、自転車、人が行き交っています。

注意!武蔵野八幡宮に駐車場はありません

武蔵野八幡宮には専用の駐車場がありません。車で向かう場合には、近隣の駐車場を利用しましょう。

 武蔵野八幡宮の歴史

「武蔵野八幡宮」の創建は、平安時代の789年ととても古く、坂上田村麻呂が宇佐八幡の分霊を現在の地に祀(まつ)ったのが始まりといわれています。

江戸時代の1657年、“明暦の大火”により、現東京都文京区本郷一丁目、水道橋駅付近の本郷元町にあった「諏訪山吉祥寺」とその門前町が焼失。
それにより、水道橋から移住してきた人々と共に、今の吉祥寺に神体、仏像などを移動する遷座(せんざ)がされ、寛文元年の1661年に「吉祥寺村」が開村して以来、吉祥寺の氏神様として崇拝されているのです。

武蔵野八幡宮に祀られている神様

「誉田別尊(ほんだわけのみこと)/応神天皇」「比売大神(ひめおおかみ)/宗像の三女神」「大帯姫命(おおたらしひめのみこと)/神功皇后」の三柱の御祭神と七社の境内社、合わせて十柱もの神様が祀られています。

武蔵野八幡宮の氏子地域

氏子地域は、武蔵野市の吉祥寺東町、吉祥寺本町、吉祥寺南町、吉祥寺北町、中町、御殿山
まさに、吉祥寺全域の暮らしと街の繁栄を見守ってくださっています。

 武蔵野八幡宮の入り口

武蔵野八幡宮の鳥居
樹齢の長さを感じさせる大きな木々を背景に、大きな石の鳥居が見えます。
一歩足を踏み入れると、突如として神聖な空気に包まれ、すぐそばに吉祥寺の繁華街があるとは思えないほどの静けさが広がっています。

 武蔵野八幡宮の鳥居を入るまでに

神田御上水 井の頭弁財天 道標

武蔵野八幡宮内にある神田御上水 井の頭弁財天 道標
鳥居の手前左側には、「神田御上水 井の頭弁財天 道標」があります。
銘には天明5年と書かれているので、1785年につくられた道標ということがわかります。

井の頭弁財天は井の頭恩賜公園内にあるのですが、この道標は元々は神社内ではなく、対角の離れた位置にあったそうです。それが、大正時代に道幅拡張で移転。その後、平成20年に武蔵野八幡宮内に移設されたとのことです。

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お参り前の手水の作法

武蔵野八幡宮の手水舎(てみずや)
道標の隣には、手水舎(てみずや)が。
武蔵野八幡宮の手水舎は、柄杓をセンサーにかざすと、龍の口からなんと自動で水が出てくるのです!なんとも現代的です。

手水の作法は、左手、右手の順に清め、左手に水を受けて口をすすぎます。
もう一度左手を清めたら、柄杓を縦に持ち、残った水で柄を洗い流しましょう。

 武蔵野八幡宮の参道

手水の後は、いざ参詣(さんけい)です。
鳥居の手前で軽くお辞儀をしてから鳥居をくぐり、本殿へ向かいます。

神輿舎

武蔵野八幡宮の神輿舎(みこしや)
右側に、お神輿(みこし)を入れてある神輿舎が見えてきます。
ガラス越しにお神輿の様子がよく見えるので、じっくり観察できますよ。
ちなみに、毎年9月に実施される吉祥寺秋祭りでは、ここからお神輿が出ていきます。

参道脇の境内社は六つ

武蔵野八幡宮の境内社
参道脇には、神様が祀られた境内社(けいだいしゃ)がいくつかあります。武蔵野八幡宮の参道にある境内社は以下の六つです。

  1. 出雲神社(いずもじんじゃ)/大国主命(おおくにぬしのみこと)
  2. 三島神社(みしまじんじゃ)/事代主命(ことしろぬしのかみ)
  3. 厳島神社(いつくしまじんじゃ)/位杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
  4. 稲荷神社(いなりじんじゃ)/宇迦之御魂命(うかのみたまのかみ)
  5. 疱瘡神社(ほうそうじんじゃ)/少彦名命(すくなびこなのかみ)
  6. 大鳥神社(おおとりじんじゃ)/天児屋根命(あめのこやねのみこと)

参道の両脇にいる狛犬

武蔵野八幡宮の参道の両脇にいる狛犬
参道を進むと、狛犬(こまいぬ)が左右に、口を開けた阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)の組み合わせで迎えてくれます。1813年創建の石造りの鳥居と一対の狛犬です。

 武蔵野八幡宮の本殿

武蔵野八幡宮の本殿
そしていよいよ本殿へ。細やかな装飾が施され、とても立派で荘厳な造りです。

お参り・参詣の作法は、「二拝二拍手一拝」

参詣の作法は、「二拝二拍手一拝」で行います。
お賽銭箱(さいせんばこ)の前にも、参拝方法がイラスト付きで案内されているので、あまり参詣し慣れていない人でも安心です。

  1. まずは、本殿の前に立ち、軽く一礼します
  2. 姿勢を正したら、二度深く頭を下げます
  3. 拍手を二回打ちます
  4. 手を合わせてお願いをしたら、再度一度深く頭を下げます
  5. 本殿より下りる前に、軽く一礼してから下ります

 武蔵野八幡宮のお神札やお守り

武蔵野八幡宮のお神札
お参りが終わったら、お神札(おふだ)やお守り、御朱印が用意されている社務所(しゃむしょ)へ立ち寄ってみましょう。
入り口横にインターフォンがあるので、押してみてくださいね。

武蔵野八幡宮のご利益

武蔵野八幡宮のお守り
武蔵野八幡宮のご利益は、出世開運・武運長久・恋愛成就・夫婦和合・安産祈願・子育大願などで、交通安全、学業成就、縁結びなどのさまざまな種類のお守りがあります。

御朱印は、10~17時の間に、初穂料300円にていただけます。基本墨書きですが、書き手不在の場合は書き置きのものになるそうです。

 武蔵野八幡宮は、帰りの参道も美しい

武蔵野八幡宮
拝殿を背にして、歩いてきた方向に目をやると、まっすぐに伸びる参道と美しい木々の緑が。

境内には河津桜も

武蔵野八幡宮の境内にある河津桜
あらためて周囲を見渡すと、一般的な桜よりも開花が早い河津桜があることに気が付きました。ここに来たら、一足早い春を感じることができそうです。

鳥居を抜けたら、本殿に向かって最後に一礼。
気持ちを新たにし、武蔵野八幡宮を後にしました。

 武蔵野八幡宮の季節行事について

武蔵野八幡宮で行われるお祭りや行事は、主に五つあります。
1月の歳旦祭、2月の節分祭、5月の祈年祭、9月の例大祭、11月の新嘗祭(にいなめさい)です。
このほかにも、初詣や七五三、酉(とり)の市などがあり、境内は多くの人でにぎわいます。

武蔵野八幡宮の神主さんに、主な行事についてお話をお聞きしました!

初詣|1月中

大晦日(おおみそか)、元旦~三が日は、鳥居から参道まで長い列ができて混雑します。境内には、甘酒の露店なども出ます。

神主さん

「初詣は1月中、せめて節分までにするのがいいでしょう。大晦日から三が日の人出はやはり多いですが、9~10時は少し列が短いことが多いようです」

武蔵野七福神|元旦~1月7日あたり

元旦~1月7日あたりに行われる、吉祥寺を巡るご利益がいっぱいの七福神めぐり。
武蔵野八幡宮は、武蔵野吉祥七福神めぐりの6寺社のひとつです。

武蔵野吉祥七福神めぐりは、七福神各社の御朱印が押された色紙、循環バスの乗り放題無料パス、武蔵野名物「武蔵野うどん」、手ぬぐいを含み、参加費2,000円にて参加できます。
武蔵野名物「武蔵野うどん」は、とってもおいしいですよ。

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新年にめぐろう! 開運を願う「武蔵野吉祥七福神めぐり」

神主さん

「出雲神社の祭神は大国主命で、武蔵野吉祥七福神めぐりの大國様です」

七五三|11月15日の前後1カ月

七五三のお祝いは、できるだけ祭礼日の11月15日の近くで実施することが大事だそうです。
ただし、武蔵野八幡宮では、前後1カ月間は祈祷していただけるとのこと。予約は電話で受け付けています。

神主さん

「上記以外の日程でも祈祷はできますが、お祝いの品が変わります」

酉の市|11月の酉の日

「大酉祭」が11月の酉の日に開催され、その年によりますが、一の酉・二の酉・三の酉の3回行われます。境内では「むさしのばやし」が演奏され、大変にぎわいます。屋台や縁日が出て、熊手なども販売していますよ。

神主さん

「開催時間は、毎年9:00~22:00ごろです」

 神聖な気持ちで訪れたい「武蔵野八幡宮」

神聖な空気に包まれ、訪れるだけで心が洗われるような雰囲気の「武蔵野八幡宮」。お祭りや行事も多く、さまざまな人が集う場所ではありますが、境内は一般的な公園とは違い、大変神聖な場所。
神主さんは、「祭礼日に近い日などに、ぜひお参りに訪れてほしい」とおっしゃっていました。

お参りの正しい作法や神社の由来、祀られている神様を知ることで、武蔵野八幡宮に参詣に行く気持ちがより引き締まった気がします。

武蔵野八幡宮

武蔵野八幡宮

電話
0422-22-5327
※お問い合わせやご祈祷の予約は電話で。感染症予防のため人数に制限があるため、事前の予約が必要です。
HPなど
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/kitatama/musashino/5757/
住所
武蔵野市吉祥寺東町1-1-23 Google Mapで見る