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吉祥寺の住宅街のベーカリー「リールオパン」。フランス仕込みのパンが地元で大人気!

    • 吉祥寺 グルメ
  • 住宅街の中にひっそりたたずむ、建物がかわいいパン屋さん「リールオパン」。フランス育ちの店主が丹精込めて作ったパンは、地元の人々を魅了してやまない逸品でした!吉祥寺駅からはちょっと歩きますが歩く価値ありのパン屋さんです。

 住宅街の中に突然現れるかわいらしいパン屋さん「リールオパン」

リールオパンの外観
吉祥寺駅北口を出て、まっすぐサンロード商店街を抜けると、五日市街道に出ます。
右へ進み、「吉祥寺の杜 宮本小路公園」を過ぎた路地を左に曲がると、突如として現れる丸い壁のお店。
ここがベーカリー「リールオパン(L’ile aux pains)」です。

2017年12月にオープンし、地元の方がこぞって訪れる密かな人気店。お話を聞いている間も、パンを求めるお客さんがひっきりなしにやってきます。

お店の前には店名が記載されているオシャレな看板が

リールオパンの看板
店名の「リールオパン(L’ile aux pains)」は、フランス語で「パンの島」という意味なのだとか。
「島」は、店主の島岡令央奈(れおな)さんの苗字からとったそう。

リールオパンの正式な表記

Lile-aux-pains-name
ちなみに、以下が正式な表記です。
webだと文字化けの恐れがあるため、一部「i」で記載しています。

 フランスのパンを求め、自身でベーカリーを開業「リールオパン」

店主の島岡さんに、少しお話をお伺いしました。

「私は20数年間フランスで育ったのですが、日本に帰ってきたらフランスで食べていたパンがなかなか近くで手に入らないことに気づきました。
でも自分でパンを作ると量がたくさんできてしまうので、“みんなに食べてもらえたら”とお店を開くことを決意しました。
地元の方とふれあいたいという気持ちもあり、この家を建てる段階でお店も開けるよう設計しました」
と島岡さん。

お店の丸いフォルムは、島岡さんこだわりのデザインなのだとか。

リールオパンの厨房
お店の中は厨房になっていて、ここでパンを焼いているそう。
外から見るよりも、意外と広いスペースに感じます。

「職人さんと話し合いながら、お店を創りあげました。」

 「リールオパン」のパンは、北海道の小麦粉を使用した、しっとりもっちり

リールオパンのショーケースの中のパン
「リールオパン」のパンは、基本的にフランスのパンを再現して作られていますが、小麦粉などは主に日本産のものを使用しています。

「基本的にシンプルで素朴な味わいのパンを作っています。
そのために、バケット以外は北海道産の小麦粉を使ったり、きび砂糖を使ったりなど、自分が出したい味をちゃんと出せる素材を選んでいます」
と島岡さん。

リールオパンのパン
フランスのパンは基本的に表面がカリッと固いものが主流ですが、日本の小麦粉とバターをたっぷり使うことで、もっちりしっとり仕上げているのだとか。
ヨーロッパに比べて湿気の多い、日本の気候を考慮した絶妙な配合なのです。

キューブ オ レザン

リールオパンの「キューブ オ レザン」
こちらは「キューブ オ レザン」(300円)。
レーズンの入った、手のひらサイズの食パンという感じです。

切ってみると、ちりばめられたレーズンがお目見え。小麦の味わいの中にほのかにレーズンの甘みが加わり、おやつ感覚でパクパクいけます。
表面を軽く焼いてバターを塗ると、よりレーズンの濃厚な甘さを堪能できますよ。

パン ヴィエノワ

リールオパンの「パン ヴィエノワ」
続いて「パン ヴィエノワ」(180円)。
「ウィーン風のパン」という意味で、フランスでも人気なのだとか。

リールオパンの「パン ヴィエノワ」
割ってみると、しっとりして密度が高め。ちぎるだけでモチモチしているのが伝わるほど、生地の伸びがいいです。
口に入れた瞬間、小麦の香りがふわっと鼻に抜け、噛めば噛むほど口いっぱいに素朴な甘みが広がります。
シンプルなパンなので、スープ系のおかずやメインディッシュに合わせるパンとして活躍しそうです。

パン ヴィエノワ ショコラ

リールオパンの「パン ヴィエノワ ショコラ」
そしてこちらは「パン ヴィエノワ ショコラ」(200円)。
先ほどの「パン ヴィエノワ」にチョコチップを混ぜ込んだパン。

もっちりとした生地に、ときおり混じるポリポリというチョコチップの食感が楽しい!
チョコも甘すぎないのでしつこさが全然なく、ペロッと食べられます。
ちょっぴりほろ苦テイストのチョコなので、コーヒーとの相性は抜群でした。

フイユテ オ ポムも人気のパン

リールオパンの「フイユテ オ ポム」
そのほか、人気の高いパンは、フランスのパン屋さんにあるアップルパイ「フイユテ オ ポム」(360円)。
子どもから大人まで、みんなが食べやすい一品です。
パイにリンゴをのせて焼いたシンプルなパンですが、しっとりしたパイから香るバターとリンゴの酸味のバランスが絶妙で、クセになる人が続出なのだとか。
こちらもぜひ食べておきたいパンの一つです。

人気のパンは、取り置きの予約をしている方もいるのだそう。
どうしても手に入れたいときは、ホームページやメールなどで取り置きの連絡を入れておくと安心です。

 「リールオパン」の営業は、SNSか店頭でご確認を!

リールオパンの営業日
島岡さんはママということもあり、お店の営業は火曜、水曜、金曜、土曜の週4日。
営業日の詳細を知りたい場合は、SNSか店頭で確認できます。

 シンプルで毎日食べたい「リールオパン」のパン

住宅街のこぢんまりとしたパン屋「リールオパン」。パンの味はシンプルで、デイリーに食べたくなるパンでした。
9時30分から開店していますが、早いときは午前中に売り切れることもあるとのこと。比較的落ち着いていることが多い平日の午前中なら、お目当てのパンをゲットできるかもしれません。知る人ぞ知る、隠れた名店の人気パンをぜひ堪能してみてくださいね♪

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リールオパンの外観

リールオパン

営業時間
10:00~17:00
定休日
月・火・日曜日
電話
不明
HPなど
https://www.lileauxpains.com/
住所
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-17-16 Google Mapで見る