「井の頭動物園」ともいわれる「井の頭自然文化園」の魅力♪大人も子どももたっぷり楽しめる!
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吉祥寺
おでかけ
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「井の頭自然文化園」とは、井の頭恩賜公園内にある「動物園」と「水生物園」のこと。予約不要で子どもは入園料無料の動物園には、モルモットふれあいコーナーやスポーツランドという名称の遊園地もあり、おいしいランチも食べられます。水生物園も見どころいっぱい!
「井の頭自然文化園」は、井の頭恩賜公園内の「動物園」と「水生物園」を合わせた名称
「井の頭自然文化園」は、井の頭公園内にある「動物園(本園)」と「水生物園(分園)」の2つを合わせた相称で、1942年に開設された東京都が運営する施設です。
「動物園」は井の頭公園の西側、吉祥寺通り沿い一帯に、「水生物園」は、井の頭公園内の井の頭池のほとりにあり、水中の生き物だけでなく、鳥も屋外に飼育され、間近に見ることができます。
どちらの園も中は広々していてベンチもたくさんあるので、のんびりと生き物を見ることができ、子どもも大人も楽しいですよ!
「動物園」へは、「いせや 総本店」を右手に見ながら吉祥寺通りを南へ
動物園へは、JR・京王井の頭線吉祥寺駅の南口を出て、駅前の道を右に進み、井の頭通りに出ます。
ガード下に交番のある「吉祥寺駅前」の交差点を渡って、吉祥寺通りを「いせや 総本店」を右手に見ながら南に向かって歩くと、道の両サイドが井の頭公園の緑深いエリアになってきます。
「御殿山橋」の歩道橋をくぐった先に、動物園の入り口がありますよ。
「水生物園」は、井の頭公園に入って七井橋を渡った先
水生物園に行くには、吉祥寺駅の南口を出て、「丸井 吉祥寺店」の横の七井橋通りをまっすぐ公園に向かって進みます。公園に入り、池にかかる七井橋を渡ったら、すぐに七井門の入り口があります。
子どもは無料!井の頭公園の入園料
入園料400円で「動物園」と「水生物園」の両方に行ける!
一般料金は高校生以上が400円、中学生は150円です。
なんと、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料!東京都の施設なので、かなりの安さで入園ができるのも、ファミリーにとっては嬉しい限り♪
一年間フリーパスになるパスポートも年間1,600円なので、公園として気軽に利用したいファミリーは、パスポートがお得です。
ちなみに、購入日に動物園だけ、水生物園だけにしか行けなかった場合でも、チケットを取っておけば、行けなかった方の園にいつでも入ることができます!有効期限もありません。
入園は予約不要!事前に日付指定のチケットをオンライン購入もできる
自然文化園への予約は必要ありませんが、土日祝日などは入場券を買うのにかなり並ぶことも。
来園日が確実に決まっていれば、チケットを先にオンライン決済で買っておくほうが、スムーズに入りやすくなるのでおすすめです。
動物園(本園)には、どんな動物や生き物がいる?
耳が大きくかわいいフェネック、ヤクシカ、ペンギン、メンフクロウ、コウモリなど、めずらしい動物や鳥だけでなく、タヌキやヤギなど日本にも生息している生き物も合わせて、少なくとも20種類以上の生き物を見ることができます!
リスの家に人間が入っていくような楽しさがある「リスの小径」
二重扉のランプが緑になるのを待って、リスの住む森におじゃまする感じが楽しい「リスの小径」。
通路、小川、木の上など、さまざまな場所にいるリスが人間の足元を駆け抜けていきます。
エサ場でほっぺをふくらませながら、モグモグとエサを食べる様子は本当にかわいいですよ♪
モルモットふれあいコーナーは、週末は行列覚悟の人気スポット
モルモットをなでたり、触ったり、モルモットのかわいさに身近に触れ合える、モルモットふれあいコーナー。行列覚悟の人気スポットです。
2020年3月からコーナーは一旦閉鎖されていましたが、2022年6月から新たな方式でふれあいを再開していますよ。
所要時間:約15分
開催日時:火曜日~土曜日(祝日を除く)
1日4回:13:30~、13:45〜、14:00〜、14:15〜
定員:各回5組(1組4名まで)
※11:30~モルモットコーナーの前で整理券の配布。整理券1枚につき1組参加可能
はな子のいたゾウ舎には、思い出の写真がいっぱい
2016年に亡くなった“はな子”が暮らしていたゾウ舎は、今もそのまま残っていて、メモリアルスポットになっています。はな子の昔の映像やエピソード、プロフィールなどが展示されています。
動物園の中には、彫刻園も
意外と知られていないのが、長崎平和記念像を制作した北村西望さんのアトリエと、屋内外に彫刻などが展示されている彫刻園の存在。
展示品の数も多く、迫力のある像が多いので、時間に余裕があるときに一度は訪れてほしいおすすめのエリアです。
水生物園(分園)にはどんな生き物がいる?
動物園(本園)と比べると広さはあまりない水生物園(分園)ですが、屋外には鳥類も飼育されていて、ほのぼのした雰囲気です。
オオサンショウウオやカミツキガメは必見!水生物館にいる生き物たち
水生物館の中は水族館のようなつくりで、日本に生息する淡水の魚だけでなく、カエルなどの両生類、迫力のあるカミツキガメ、水生植物やミズグモなどの水生昆虫が、子どもも見やすいように展示されていて、見ごたえたっぷり!
外来種と在来種がわかるマークや、生態などの説明を見ながら回るとより興味が深まりますよ。
以前にいたオオサンショウウオは2021年に亡くなってしまいましたが、2022年には新しい個体が来園!
ヘラサギやコウノトリも。屋外にいる鳥たちの生態も観察できる
水生物園内には、なじみ深いカモやアヒル、白鳥から、めずらしいクロツラヘラサギまで、10種類程度の鳥たちも暮らしています。
鳥たちを見ながら家族でお弁当なども食べられる広いベンチやテーブルなどもあり、くつろぎやすいエリアです。
水生物園への入り口は2カ所!
井の頭池内の白鳥ボート乗り場の前「七井門入り口」と、動物園に近い「弁天門入り口」
動物園から水生物園に入るときは、吉祥寺通りの上にかかる歩道橋「御殿山橋」を渡り、石段を下ると「弁天門入り口」があります。
吉祥寺駅から直接、水生物園に行くときは、「七井門入り口」から入ると近いですよ!
動物園の中にあるミニ遊園地の名前は「井の頭自然文化園スポーツランド」⁈
動物園の一番奥のエリアには、本格的な遊園地の乗り物もあるミニ遊園地もあります。なぜか名称は「スポーツランド」笑。どの乗り物も100円で乗れるので、気軽に利用できるのがうれしいですね。
利用する人数が多かったり、何度も乗りたい場合には、1,000円で11枚のチケットが付いてくるチケットがお得です!
手ぶらランチにぴったり!動物園内の薬膳カレーやぞうさん弁当がおいしい♪
動物園内の2カ所のフード店「はな子カフェ」と「こもれび」。本格的な薬膳カレーや弁当など、大人も子どもも喜ぶ食事や軽食メニューが充実!
動物園の右奥、ミニ遊園地の手前にある「はな子カフェ」は、テーブルとベンチの数が多く、芝生も目の前にあるので、レジャーシートを引いて食事もできます。
「こもれび」は、動物園入り口から入ってすぐのところにあるので、待ち合わせや帰りがけの休憩にも便利です。
ぞうさん弁当、やきそば、フライドポテト
子どもが喜びそうなぞうさん弁当だけでなく、カップや軽食のパッケージまでこだわっているフードがそろっています。
おいしいコーヒーやビールも販売しているので、子どもを遊園地や芝生で遊ばせながら、大人もリラックスした時間が過ごせるのも最高ですね♪
「こもれび」の関連記事はこちら
吉祥寺駅南口から徒歩10分。井の頭自然文化園(動物園)内にある売店「こもれび」で楽しくランチ
井の頭動物園に車で行くなら、公園内の「井の頭恩賜公園第一駐車場」がおすすめ
動物園・水生物園専用の駐車場や、利用割引のある提携駐車場はありませんが、井の頭恩賜公園の駐車場はあります。動物園に一番近い駐車場は、「井の頭恩賜公園第一駐車場」。
動物園前の吉祥寺通り沿いにあり、1時間400円で気軽に停められるので便利です。
井の頭恩賜公園「アクセス・駐車場」
一日では楽しみ切れない!東京都井の頭自然文化園「動物園」「水生物園」
かなり広い井の頭公園の中と西側のエリアに広がる井の頭自然文化園は、吉祥寺の魅力の一つです。
動物園だけでもかなりの見どころと遊べるスポットがあるだけでなく、なんと水生物園まであるので、はっきり言って一日では回りきれません。
入園料も安く、それぞれの園は別日にも行けるので、ぜひのんびりと井の頭の緑と生き物たちのかわいさを堪能してくださいね♪
井の頭自然文化園
- 電話
- 0422-46-1100
- 営業時間
- 9:30~17:00(入園は16:00まで)
- 定休日
- 月曜日(祝日・都民の日の場合は翌日)、12月29日~1月1日
- URL
- https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/
- 住所
- 東京都武蔵野市御殿山1-17-6 Google Mapで見る