SNSで大人気!荻窪のカフェラウンジ「CHAMBER OF RAVEN」に行ってきました
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杉並区
グルメ
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7月にオープンし、混雑時には時間指定予約券が発行されるほどの人気店カフェラウンジ「CHAMBER OF RAVEN」。木製の扉を開くと異世界に迷い込んだかのような光景が広がっていました…!
荻窪に突然現れる不思議な洋館
荻窪駅から教会通りに入ってすぐの角を曲がると、街の喧騒から切り離されたかのような厳かな一軒家が目に止まります。
3階建のレンガ造りのこの建物こそが今回のお目当て「CHAMBER OF RAVEN」なのですが、昼間に伺ったにもかかわらずそこだけがなんだか他と違う空気に包まれているようで思わず息を呑んで立ち止まってしまいました。
門をくぐり重厚な木の扉に手をかけると、そこが異世界への入り口だったようで、丁寧な所作でエスコートしてくれるキャストさん(店員さんのことをこう呼ぶそうです)に幻想的な世界へと迎え入れられました。
細部まで作り込まれたコンセプトカフェ
「CHAMBER OF RAVEN」は7月にオープンして以降しばらくは予約制で営業していましたが、8月中旬頃から予約なしでも入店できるようになりました。
それでも週末などは長蛇の列ができるため、近隣への配慮もあり当日店頭にて配られる時間指定予約券がないと入れないようです。
そんな人気店「CHAMBER OF RAVEN」のコンセプトは「19世紀末のヨーロッパで起こった怪奇現象を調査する秘密組織レイヴンの基地」キャストさんは昼間カフェのスタッフをしていますが、裏の顔は秘密組織レイヴンのメンバーなのだそうです。
ダークファンタジーの世界やヴィクトリア朝時代に通じるような独自の世界観を持つコンセプトカフェはSNSで拡散され、訪れる人が後を絶ちません。
私は平日のオープンしてすぐ、11:30すぎに訪れましたがテーブル席は開店と同時に入店したお客様ですでに満席らしく、唯一空いていたカウンター席に案内していただきました。
1度の来店じゃ満足できないかも…
店内に入ってまず感じるのは「本当にここは荻窪か…?」ということです。
アンティーク調の家具、薄暗い照明、雰囲気のありすぎる洋館と、そこで働くキャストさんたち…ゲームや海外の物語の世界に迷いこんだかのようでとてもわくわくしました。
世界観の設定がこだわり抜かれていてあっという間に非現実的な世界に引き込まれていきます。
キャストさんに話を伺うと各フロアごとに世界観が異なるよう設計されているらしく、私が案内されたフロアは「紅の間」でした。
カーテンや壁の目が覚めるような赤色と動物の剥製や虫の標本などに迎えられ、ゴシックファンタジーの世界に迷い込んだかのようです。
これはすべてのフロアをコンプリートするまで通ってしまうなあと思いました。
クオリティの高いカフェメニュー
メニューもカフェラウンジというだけあって、ドリンクもフードも豊富な上におしゃれなものばかりでした。
今回オーダーしたのはジャークチキンサンドイッチとチキンのオリーブ煮込みライス、そしてデザートのチョコレートバナナパンケーキです。
カウンターの中でドリンクを作りながらキャストさんが店内のおすすめポイントやこだわりを教えてくださるので待っている間も楽しくあっという間でした。
ジャークチキンサンドイッチ
さて、ジャークチキンとはカリブ海に浮かぶジャマイカの郷土料理で、鶏肉を数種類のスパイスやハーブに漬け込んで焼いたものです。
こちらではそのジャークチキンを贅沢にサンドイッチにしていただくことができます。
肉厚でジューシーな鶏もも肉と新鮮な野菜が挟まれとても分厚いので、ぜひフォークとナイフでお召し上がりください。
私は最初手で掴んで食べましたが顎が負けてしまいました(笑)
スパイシーなジャークチキンとまろやかなソースがマッチしておいしかったです。
チキンのオリーブ煮込みライス
こちらはたっぷりの鶏肉とオリーブをじっくり煮込んだホワイトソースをライスと一緒にいただきます。
オリーブの爽やかないい香りと黒胡椒がよく引き立ち、お家ではなかなか出せないような味でした。
これぞおしゃれなカフェ飯ですね。
チョコレートバナナパンケーキ
お店自慢のパンケーキは金型を使って鉄板の上で一枚ずつ丁寧に焼かれ、しっかりとたまごの風味が残ったどこか懐かしい味でした。
バナナやチョコレートソース・生クリームで彩られた2枚重ねのパンケーキの上には、「CHAMBER OF RAVEN」のイメージモチーフであるカラスのキャラクターが型どられたチョコが乗っていてかわいかったです。
ご飯もデザートもボリュームのあるものが多かったので、一度に両方食べたい場合はシェアするのがいいかもしれませんね。
予約制の完全個室もあるそうで…
また、「CHAMBER OF RAVEN」には魔法のかかった完全個室もあるそうです。
そちらへは予約のみの案内らしく、完全個室への扉もどこにあるのかわかりません。
ご興味のある方はぜひ公式サイトから予約してみてくださいね。
ちなみにこの写真のどこかにその扉があるようで…?
そんな遊び心もわくわくしますね。
独特の世界観に引き込まれる内外観だけでなく、料理のクオリティも文句なしの完成度でした。
そこだけ異世界へと切り取られたかのような空間を探検してみたくなったなら、ぜひ「CHAMBER OF RAVEN」へ…!
リピートしてしまうこと間違いなしです!
CHAMBER OF RAVEN
- 電話
- 非公開
- 営業時間
- 11:30〜20:30/金曜11:30〜16:00
- 定休日
- 火曜日
- URL
- https://www.raven2015.com/
- 住所
- 東京都杉並区天沼3-29-10 Google Mapで見る