
雑貨からビンテージまで!生活のハイスタンダードがそろう「ACTUS吉祥寺店」
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7月20日に吉祥寺にオープンしたインテリアショップ「ACTUS(アクタス)吉祥寺店」。家具やインテリア雑貨はもちろん、グリーンやボディケア用品、食品、そしてとっておきのビンテージ家具まで、あらゆる生活にかかわるオシャレなアイテムがそろっていました。
地域密着型のスタンダードなインテリアショップ
インテリアショップ「アクタス 吉祥寺店」は7月20日にオープン。吉祥寺通りから中道通りに入ってすぐ右に曲がってまっすぐ進むと、右側に現れるオシャレなガラス張りの建物です。
2階建てで、1階は主に雑貨や食品、ボディケア用品など、そして2階は家具、観葉植物などのグリーンが取り扱われています。
明るい店内は、外から見るよりもずっと奥行きがあります!
「アクタス吉祥寺店は、地域のお店を意味する“リージョナルストア”をコンセプトにしています。地元の方々が心豊かになる品揃えと新しいスタイルを提案・編集し、生活のヒントを探すキッカケにしてほしいと思っています」と店長の則武純平さん。
最新のトレンドを押さえつつ、シンプルでスタンダードなデザインを揃えているので、どんなインテリアにも取り入れやすいアイテムが多いのが魅力です。
個性的なインテリアでも安心!専門スタッフへの相談サービス
家具はヨーロッパのデザイナーズインテリアを中心にセレクト。木のぬくもりが感じられる上質なインテリアの数々は、自由に触れたり座ったりできます。
そんな選りすぐった「アクタス 吉祥寺店」の家具には、それぞれに気になるストーリーや特徴があるのだそう。
例えばこちらの個性的な形をしたダイニングテーブル(M21 DINING TABLE・51万6240円~85万1040円)にはこんな特徴が。
「4辺が平行でなく不定形な形をしているので大人数でも使いやすく、しかも向かい合わないためそれぞれの視線を微妙にずらすことができ、精神的な圧迫感を感じにくい設計になっています。家庭だけでなく、会社の会議室で使われる方もいらっしゃいます」(則武さん)
たしかに実際に席についてみると、前と横の人とほどよい距離感があり、真正面から向き合わないことがこんなにもリラックスできるのかと感じます。
とはいえ、「こんな個性的な家具を自分の家に入れたらどうなるのか想像がつかない!」という方もいるかもしれません。
そんな方のために、「アクタス」ではインテリアの相談サービスが受けられます。
家の図面をもとに、3Dインテリアシミュレーションソフトを使って実際の家に家具や照明を配置した状態を再現。目線も自由自在に変えられるので、キッチンから見たリビングやダイニングの様子がリアルにわかります。
「注文住宅ですとゼロから作っているので、図面でわかっていても実際のイメージはなかなかつきにくいと思います。インテリアは簡単に買いなおしがきかないので、専門的な勉強をしたホームコンシェルジュに相談しながら、じっくり選んでいただき、納得いくお買い物をしていただけたらと思っています」(則武さん)
こちらのサービスは、なんと無料。図面を渡してから1週間ほどでデータができるとのことなので、新築で家具を揃えたいときは早めに相談するとよさそうです。
さりげなく置かれている!?巨匠クラスのビンテージ家具
「アクタス吉祥寺店」の密かな目玉は、ビンテージ家具。
お店の奥でひっそりとたたずむこちらのキッチンボードも、実は50年以上前の逸品。お値段はなんと、97万2000円!!
「デンマークの家具デザイナー、ハンス・ウェグナーによるキッチンボードです。その当時にしか取れない素材や手法で造られていて、木の質感も滑らかでいいツヤが出ています。これは吉祥寺店の顔ですね」と則武さん。
扉に籐を使ったものは希少性が高いそうで、好きな方には大変喜ばれているそう。木の滑らかなフォルムや緻密に作られたハンドルのデザインなど、細部までこだわりを感じます。
このほかにもあちこちにさりげなくビンテージ家具が置かれているので、うっとりするような美しい逸品にぜひ一度触れてみてはいかがでしょうか。
人気のグリーンとオシャレで上質な雑貨たち
2階でひときわ目立つ、人気のグリーンコーナー。オープン当初から大好評のコーナーです。
観葉植物や多肉植物、サボテンなど大小さまざまなグリーンが豊富にそろっています。これはすべて自社で育てていて、毎日スタッフが丁寧に手入れをしています。
「アクタスのグリーンの強みは、家具とのバランスが考えられていること。例えば背の高い観葉植物は、ソファーの隣りに置いてみて、目線の位置でなく上の方に葉が集まるよう剪定しています。鉢と植物のバランスだけでなく、家具とのトータルのバランスを見ているんです」と則武さん。一見普通のグリーンでも、実は細かい視点でしっかり手入れがされているところが、人気の秘密のようです。
小さな鉢植えは数百円から数千円で買えるので、フラッと気軽に購入していく方が多いそう。鉢のみでの販売もあるので、家のイメージと合う鉢とグリーンをそれぞれ選ぶことも可能です。
1階の入り口付近には、ボディケア商品や生活雑貨、食品がずらりと並んでいます。
入り口付近にあるヒノキの天然オイルを活かして作ったボディケア商品たち。ヒノキが香るバスソルト(1188円)は、ナチュラルなヒノキのお風呂の香りがして、とても癒されます。
「Relaxin'(リラクシン)シリーズというオリジナルの商品で、“五感で感じるリラックスタイム”をコンセプトにしています。伐採後、建材にできずに放置されたヒノキの木を有効活用しようということから、商品を開発しました。木の商品を扱う会社だからこそ、環境を守り、森林を豊かにすることを目指しています」と則武さん。
ボディケアアイテムだけでなく、ヒノキそのものをルームフレグランスにしたもの(ヒノキシェイブ・ヒノキチップ各972円)も。
シリーズとしては、大阪の泉州で作られたシャリ感のあるタオルなども展開しています。
そして人気が高いのがルームフレグランス。
こちらは「CULTI(クルティ)」というイタリアのブランドで、香りは12種類もあり、サイズも250~1000mlと豊富にそろえています。
人気のフレーバーは「THE(テ)」(5400~70200円)。イタリア語で“お茶”を意味する言葉で、煎茶とベルガモットが配合されています。お茶の爽やかな香りに柑橘がふんわり混ざり、嫌味のない柔らかい香りです。
半透明のボトルに木のキャップというデザインも、大人っぽくオシャレな印象で素敵ですね。
また、2階の奥にもインテリア雑貨が。
インテリア雑貨はトータルコーディネートが楽しめるよう、色に合わせて並べられています。
見た目はとてもオシャレでリッチな印象ですが、実はスリッパは1944円から、フラワーベースも1000円台から買えて、意外とリーズナブル。ちょっぴり小物を取り入れるだけで、いつもの部屋をグッとハイグレードなイメージに仕上げることができそうです。
期間限定企画で新しいインテリアの楽しみ方を提案
「アクタス 吉祥寺店」では1ヶ月に1回ほどのペースで、期間限定の企画コーナーを用意しています。
「新しいインテリアの楽しみ方を提案するコーナーとして、吉祥寺店オススメのアイテムをご紹介させていただいています」(則武さん)
現在開催しているのは、「植物標本」(9月9日(日)まで)。
ドライフラワーをアクリルの中に閉じ込めた「Sola cube」(3866円~)は、幻想的な雰囲気で今までにないフラワーインテリアを楽しめます。
こちらは「FLOWERiUM(フラワリウム)」という、ボトルに植物を入れて鑑賞するフラワーインテリア。ボトルにいろいろな形があるので、積み上げてみたり、並べてみたりと多様にアレンジが可能です。
企画コーナー以外にも、新しい試みとしてこれからワークショップも開始する予定とのこと。気になる方は、こまめにホームページやブログをチェックしてみてください!
まとめ
雑貨のアイテム数が多く、デザインも洋風だけでなく和やアジアンテイストなど幅広いので、1階の雑貨だけでもかなり見ごたえがありました。ゆっくりお買い物を楽しめる絶好の新スポット。ちょっぴり部屋のイメージを変えたいときや、新しいインテリアを取り入れたいときは、ぜひ覗いてみると意外な発見がありそうですよ。

ACTUS(アクタス)吉祥寺店
- 営業時間
- 11:00~19:00
- 定休日
- 水曜日
- HPなど
- https://kichijoji.actus-interior.com/
- 電話
- 0422-23-7501
- 住所
- 東京都武蔵野市吉祥寺本町2‐2‐6 Google Mapで見る